捻挫の治し方は?足首や手首の捻挫の応急処置・マッサージ
捻挫
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捻挫になる主な原因とは?
みなさん、ご存じでしょうか?
ぎっくり腰は、腰の「捻挫」です。
首の寝違えは、首の「捻挫」です。
捻挫とは、多くが急激な力や持続的な力によって関節に負荷がかかり痛めてしまう損傷です。
重い物を急に持ち上げたり、同じ姿勢を長時間続けたりすることで誘発されます。
「少しひねっただけだから」「いつもならすぐに治るから」と、捻挫を甘くみてはいけません。
そのまま放置すると、癖になって繰り返し痛めてしまったり、年々脆くなったりします。
その結果、施術にも相応の時間を要することになってしまいます。
そのため、受傷後はケアや予防をしっかりすることが大切です。
特に一度でも痛めた経験のある方は要注意です。
捻挫と靭帯損傷は同じ?
違いはある?
靭帯は、関節を構成する要素の1つであり、捻挫によって靭帯を損傷することもあります。
関節は他にも筋、筋膜、腱、靭帯、関節包といった軟部組織で構成されています。
捻挫は靭帯だけでなく、関節周囲の損傷を伴う場合もあります。
つまり、捻挫のケガの中の1つに、靭帯損傷も含まれるということです。
靭帯の損傷を伴う捻挫の場合は、施術期間を要す可能性が高いため、速やかに医療機関を受けましょう。
捻挫の基本的な改善方法、
早く改善するための考え方
捻挫とは、無理な方向に外力が加わったときに起こるケガです。
施術のためには、安静と固定を基本に、損傷した組織の回復を図ります。
しかし、さらに大切なのが適切なリハビリです。
安静と固定期間が長期に及ぶと筋肉や関節がガチガチに硬くなり、痛みが改善した後も受傷をする前のように上手く動かせなかったり、疲れやすくなったりするからです。
そうした状態を未然に回避するには、医療機関や整骨院・接骨院などプロの医療機関で適切な検査と処置・リハビリを受けることが有効となります。
身体を鍛えるのに自己流でトレーニングするより、パーソナルトレーナーのアドバイスを受けたほうが筋肉をつけやすいように、困ったときはプロに相談しましょう!
捻挫の部位ごとの応急処置
(足首、手首など)
産後の女性に多くみられる手首や指の腱鞘炎も、じつは「捻挫」と同じ状態と言われています。
慣れない育児や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れから想像以上にママの身体はダメージを受けています。
特に赤ちゃんの首が座るまではかなり手を酷使することになります。
産後ママさんの8割以上が腱鞘炎の経験者とのデータもあります。
そんなときは少しでも負担を減らすようにサポーターを着けたり、ストレッチをして負担を和らげましょう。
適切なサポーターの選び方やストレッチの方法はお気軽にご相談ください。
もちろん施術やケアも欠かせません。
痛みは我慢せずに、ご自身の身体を大切にしてあげましょう!
捻挫に関するQ&A
Q.捻挫どうしたら早く改善しますか?
A.捻挫の応急処置は「安静・アイシング・圧迫・挙上」のいわゆるRICE処置が基本になりますが、一番重要なのはアイシングです。
Q.捻挫を放っておくとどうなりますか?
A.軽症、重症どの度合いでも靭帯が伸びて関節の固定力が低下するので、再度捻挫してしまう癖がついてしまいます。
Q.捻挫したら医療機関に行くべきですか?
A.もし患部に痛みや腫れがあれば、すぐに整形外科などの医療機関や整骨院・接骨院を受けることをおすすめします。
Q.捻挫の痛みのピークはいつですか?
A.捻挫は、靭帯や関節包・腱・毛細血管の損傷により疼痛や腫れ・内出血・浮腫みなどを伴い受傷後の炎症は24〜72時間後でピークを迎えます。
Q.捻挫を自分で改善する方法はありますか?
A.受傷直後は、冷湿布や氷で冷やして炎症を抑えて、その後サポーターやテーピングで軽めに固定し、心臓より高い位置に保ちましょう。
Q. 捻挫しやすい方の特徴ありますか?
A.ハイヒールなどを履いて足の甲とすね部分の角度が広がると緩みやすく、不安定になってひねりやすいです。
また、足首が硬い方(柔軟性がない方)は、捻挫しやすいと言われています。