「脱臼」は幅広い年代層で起こります
「脱臼」とは、何らかの外力によって関節がはずれた状態です。
その原因や年代も幅広く、スポーツ競技中の脱臼、日常生活における転倒や衝突、筋力不足による脱臼、
関節が未発達で柔らかい子供の脱臼など、さまざまなものがあります。
こちらでは、脱臼の分類や原因、応急処置や日常でできる予防法などをご紹介していきます。
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目次
このような悩みはありませんか?
- 部活中に転倒し、肩鎖関節を脱臼した
- 転びそうな子供の手を引っ張った際に、肘を脱臼した
- 肩関節の痛みと違和感で受診したら、脱臼していた
- 人工股関節の母が脱臼してしまった
用心するべき脱臼の怖さとは
脱臼と聞くと関節が外れるだけで、はめてもらえば元に戻るというイメージがあるかもしれませんが、脱臼した際には靱帯や軟骨の修復まで根気強く対処しないと、一旦回復してもまたすぐに再脱臼してしまう可能性が高くなり、関節の違和感や不安定性が残る原因にもなりますので注意が必要です。
こちらでは、脱臼とはどのような状態なのか、どのような症状が出るのかといったことについてご紹介していきます。
【脱臼とは】
「脱臼」とは、何らかの外力が加わることで関節を構成する関節端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して、関節面の生理的相対関係が永続的に失われた状態とされています。
つまり関節が外れた状態を指します。
脱臼の状態や原因によっていくつかの分類方法があります。
【脱臼の分類】
●完全脱臼
関節が完全に外れた状態
●不全脱臼
関節から不完全に外れた状態で、亜脱臼とも呼ぶ。
【原因による分類】
●外傷性脱臼
ケガなどの外傷による脱臼
●病的脱臼
基礎的疾患が原因となって起こる脱臼
病的脱臼はさらに筋の麻痺による麻痺性脱臼・関節包の拡張による拡張性脱臼・関節組織の破壊による破壊性脱臼と3つの分類があります。
【脱臼による症状】
脱臼の症状として、一般的な外傷に起こり得る症状と、脱臼固有の症状があります。
●一般外傷症状
・疼痛
自発痛で圧迫感のある持続性の疼痛が出現します。
・腫脹
骨折ほど早急ではありませんが、ゆっくりと腫脹が出現します。
・機能障害
痛みを我慢して少し動かせる程度で、患肢は一定の肢位に固定されます。
●固有症状
・弾発性固定および弾発性抵抗
脱臼した関節にみられる固有の症状であり、患部を他動的に動かすことで弾力性のある抵抗を感じます。
ある程度の可動はできますが、ゆるめると元に戻ります。
・関節変形
関節が外れることによる関節軸の変化、脱臼肢長の延長または短縮、関節腔の空虚や骨頭の位置異常などがみられます。
【好発年齢と好発部位】
空手やサッカー、ラグビーなどのコンタクトスポーツをする活発な若い男性やスポーツ選手、肉体労働者などでは、肩関節前方脱臼、肘関節後方脱臼、肩鎖関節脱臼が多くみられ、高齢の女性や身体のゆがみがある若い女性に顎関節脱臼がみられることがあります。
脱臼への対処方法と予防法
脱臼してしまったら場合、速やかに医療機関や接骨院・整骨院へ行くことがもちろん重要ですが、医療機関などへすぐに向かえない場合や、向かうまでの間に適切な処置を行うことで症状の悪化防止、回復の促進に役立ちます。
最も基本的な応急処置方法として、POLICE処置があります。
【POLICE処置】
応急処置も医学の発展に伴って変化しています。従来はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)が主流でしたが、「P:保護」を加えることでPRICES(保護・安静・氷冷・圧迫・挙上・固定)となり、現在では、急性外傷の早期回復のために必要以上の安静や固定をしない、「R:安静(Rest)」を、「O:最適な負荷(Optimal Loading)」に置き換えた「POLICE処置」という考え方が主流となりつつあります。
●P(Protection):保護
けが人の安全確保及び受傷部位を保護し、症状の悪化を防ぎましょう。
●OL(Optimal Loading):最適な負荷
早期に最適な負荷をかけることで組織の修復を促進します。
●I(Ice):冷却
炎症の抑制および疼痛の緩和のため、アイスパックなどでアイシングをしましょう。
●C(Compression):圧迫
圧迫によって患部の内出血や腫脹を防ぎます。
●E(Elevation):挙上
皮下出血や腫脹の抑制のため、受傷部位を心臓より高い位置で安静にしましょう。
【日常でできる予防法】
・身体の柔軟性を高めておくとケガの防止につながるため、運動の前後には必ずウォーミングアップとクールダウンをとりいれましょう。
・関節や筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチは、入浴後で全身の血流が良くなっている状態に行うことで効率的に関節や筋肉の柔軟性を高めることが期待できます。
・規則正しい食生活と十分な睡眠を心がけ、ケガを起こさない身体にしましょう。
・一度脱臼すると、再脱臼する可能性が高くなり、回復後も関節の不安定性が残る場合があります。
これを防ぐために受傷部位に対して早期に正しい応急処置を行い、速やかに医療機関や整骨院・接骨院を受診するようにしましょう。
西葛西さくら整骨院の
【脱臼】アプローチ方法
脱臼とは骨と骨をつなぐ場所であればどこでも起こりうる症状です。
主に肩・肘・指などに多く関節を支える靭帯も一緒に損傷する場合があり激しい痛みを伴います。
治療は外れた関節をなるべく早く正確な位置に戻す「整復」を行うことが大切です。
整復後は患部を安静にするため固定し、回復がみられたら運動療法にて周囲の筋肉の強化を図ります。
脱臼に対する施術方法
■保険施術
スポーツをしていてケガをしたり、家事をしていてぎっくり腰になった場合は、健康保険を使って施術を受けることが可能です。
この他にも、交通事故によるケガの施術や、仕事中のケガの施術にも保険が使える場合があります。
■ハイボルト療法
急性の症状や原因不明の痛みに対して行う施術方法で、直接深部の組織にハイボルト(高電圧)の電気を流すことにより組織や靭帯の回復を促します。
ハイボルト療法は即効性が期待できるだけではなく、原因を探すための検査としても使用します。
■CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋肉の表面の膜を剥がす施術です。
ブレードと言う器具を使って、筋肉を剥がすように行います。
長時間のデスクワークで肩に張り感や痛みが出る方、最近身体が硬くなったと感じている方におすすめです。
著者 Writer
- 院長:井川 友果(イカワ ユカ)
- 血液型:0型
趣味:ランニング、フットサル、旅行、温泉、美味しいお酒
スポーツ:柔道(小.中.高.専門学校)キャプテンやってました!
出身地:岩手県(花巻東高校卒業)
得意な施術:産前産後ケア・姿勢骨盤矯正
患者さんへの一言:女性が元気で明るいと社会が豊かになります!
働く女性・子育てママさん・スポーツを頑張る女性のみなさんの輝く毎日をサポートさせてください!
座右の銘:成せばなる
施術家としての思い:患者さんが痛みのない楽しい毎日を送れるように、お身体のサポートを二人三脚で携わらせて頂きたいです⭐︎
施術へのこだわり:痛みを取るだけではなく患者様の健康意識も高めて痛めない身体づくり・健康な身体づくりを一緒に築いていきます!!!
【経歴】
2011年 MCL盛岡医療大学校卒業
2016年 西葛西さくら整骨院 院長就任
【資格】
2011年 柔道整復師免許取得
当院のご紹介
ABOUT US
西葛西さくら整骨院
- 住所
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〒134-0088
東京都江戸川区西葛西3-16-12
- 最寄駅
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西葛西駅から徒歩3分
- 駐車場
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なし
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00〜12:00 | ● | ★ | ● | ● | ● | ● | - | ● |
15:30〜20:00 | ● | ★ | ● | ● | ● | ▲ | - | ▲ |
- お電話でのお問い合わせ
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03-3680-7115
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施術案内
Treatment guidance
保険施術
外傷性の「打撲」「捻挫」「挫傷(肉離れなど)」「骨折」「脱臼」などに対して健康保険などの使って施術を受けることが可能です。※骨折・脱臼については医師の同意が必要です。(応急処置を除く)
肩こりなどの慢性の痛みや慰安目的は保険適用外となります。
基本施術
お身体の原因不明な痛みや、慢性的な痛みに対してのアプローチをご紹介しております。身体の痛みは全身のバランス調整によって大きく改善できるものがあります。ゆがみを整えて、身体本来の働きをさせ、痛みの改善を目指しましょう。
羽田野式ハイボルト
羽田野式ハイボルトは高電圧を身体の負傷部位に浸透させることのできる電気療法です。 期待できる効果は「軟部組織の修復」「痛みが出るサイクル、原因を特定する」ことです。 レントゲンでは映らない、筋肉、腱、靭帯の修復を促進することで早期回復が期待できます。
特殊固定具
骨折、脱臼、重度の捻挫の場合は患部をより強固に固定する必要がるため特殊固定具を使用し組織の回復を目指します。患部の状態によりギプス包帯やボール紙を使った固定具などを用いて患部を固定します。
経穴(ツボ)へのアプローチ
経穴(ツボ)に刺激を与えることにより、緊張し硬くなった筋肉をゆるめて血行を促進させていきます。 除痛効果や、圧力(負荷)の軽減などにも効果的です。 また、他の施術の効果を持続させる効果も期待できます。
テーピング
テーピングにはさまざまな種類があり目的により使い分けていきます。 ケガの早期回復を目指す目的で使用する場合、患部の動きをよくするため、「サポート」目的で使用する場合、圧迫による痛みの緩和を目的としている場合、患者さんの目的により「ホワイトテープ」「キネシオロジーテープ」「スパイラルテープ」「ストリンテックステープ」などを施します。
骨格矯正
身体のバランスの崩れにより生じた痛みに特化した施術です。 原因が思い当たらない痛みにお悩みの方の中には、姿勢のアンバランスが影響し症状が発生しているケースが多くあります。 1度姿勢を見直してみましょう。
CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋膜とは、筋肉や骨格など全身の組織を覆っている物質です。 この筋膜はストレスや悪習慣により分厚く硬くなったり癒着する性質があります。 この状態が続くことで、筋肉や関節に負担がかかり身体の様々な箇所に痛みや違和感をもたらせます。 そこで「筋膜ストレッチ(リリース)」という皮膚の表面から刺激を送り癒着した筋膜をはがし柔らかくする施術を行っていきます。
超音波療法
高周波による振動療法で患部にとても細かい振動を当てていきます。 深部の損傷まで振動が届くため骨折、捻挫、挫傷などの外傷による炎症や膨張を早期に抑える効果が期待できます。
ドレナージュ(EHD・DPL)
【EHD】
頭蓋骨に効果的なアプローチを行う施術です。
頭の経穴(ツボ)を刺激することでリンパや血流の流れを促進し頭痛や眼精疲労、自律神経の乱れによる不調の改善が期待できます。
頭蓋骨へのアプローチによって全身の不調を改善しましょう。
【DPL】
ふくらはぎからひざ裏に対してほぐしリンパと血液の流れを促進していきます。
リンパと血液の流れが整うことで老廃物の排出が促され冷え性やむくみの解消に効果が期待できます。
日々のストレスや運動不足が原因でひざ裏やふくらはぎに老廃物が溜まっている方におすすめな施術です。
カッピング
症状が気になる場所を透明なカップで吸引する施術です。 肩や腰の痛み、血行促進、デトックス効果、花粉症の軽減や自律神経の調整など、全身への影響が期待できます。
産後矯正
出産後に、腰痛や尿漏れなどの不調が現れる原因としては、出産時に骨盤の腸骨(ちょうこつ)・座骨(ざこつ)・恥骨(ちこつ)の3種類の骨のバランスが崩れてしまうことだと言われています。
産後矯正ではこのバランスを整え不調の改善を目指していきます。
出産後に緩んだ靭帯、ゆがんだ骨盤を戻すことによって出産前よりも良いスタイルに戻しましょう。
自律神経調整
自律神経調整としては主に、花粉症に対して施術を行っていきます。
東洋医学では、花粉症は自律神経の乱れが大きく影響していると言われています。
そのため、頚椎から胸椎のゆがみを整えることで自律神経による乱れを少なくしていきます。
また耳ツボを刺激しアプローチすることもあります。 薬のように眠たくなる、倦怠感を感じるなどの副作用もない安心な施術です。
O脚矯正
O脚矯正は、その原因に合わせて股関節や膝、足関節などにアプローチしていきます。
骨盤と下半身のバランスを整える施術を行う場合もあります。
「歩くと疲れやすい」「ガニ股」「膝に痛みがある」そのような方におすすめな施術です。
猫背矯正
猫背は、CMC筋膜ストレッチ(リリース)や骨格矯正などでアプローチしていきます。
胸椎の後弯が強くなるとストレートネックになりやすくなります。
また、頭痛や肩こりの症状をお持ちの方は猫背の可能性が高いです。ご自宅でもできる猫背矯正もお伝えしています。
デスクワークなどによって丸くなった背中を改善しましょう。
楽トレ
楽トレはインナーマッスルへのアプローチに特化したEMSを使い、身体の深い部分にある筋肉を刺激することで身体を引き締めたり、腰痛を緩和する効果が期待できます。
「むくみを改善したい」「トレーニングが苦手で楽したい」「冷え性を解消したい」などのお悩みでお困りの方に、おすすめな施術です。
交通事故施術
交通事故による打撲や骨折、むちうち症状に対して自賠責保険を使用し施術を行うことができます。
むちうち症状は次第に症状が現れ重くなってしまったり後遺症が残ってしまうこともあります。
事故に遭ってしまったら必ず適切な施術を行いましょう。
労災施術
業務中や通勤中に負傷をしてしまった場合に、労災施術を行っております。保険会社とのやり取りや書類の書き方などご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。